海外「美しい…」富士の麓にたたずむ温泉街の歴史と風景に海外絶賛(海外反応)

海外「美しい…」富士の麓にたたずむ温泉街の歴史と風景に海外絶賛(海外反応)

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日本の都会には夢中になれるところがたくさんある 都会の喧騒、色彩、光、生活 目を離せないほどに そこから抜け出そうと思ったら、宇宙船が必要になるだろう



「富士山」
富士山は東京という大都会に匹敵する 都会と同じくらい印象的で、象徴的で、魅力的だ 富士山ほど、日本を代表する自然はあるだろうか 美しく、清潔で、力強く、ミステリアス
1600年代に東京が日本の中心になると、富士山は日本人の意識に絶えず顔を出すようになった 東海道を東京へ旅する人々は初めて目にする冨士さんに畏敬の念を感じた
富士山麓の町や村もとてもユニークだ 火山の土壌と美しい水、新鮮な空気という恩恵を受け、まわりを富士山麓に囲まれている 富士山と共に生きる人生は一風変わっている 温泉の町修善寺がまさにそうだ  

「修善寺」
古くからの温泉地で会った修善寺は伝統の中に埋もれている 1200年以上前にできたこの谷あいの土地に仏教寺院が作られ、小京都と呼ばれる静かな町ができた 古くからの観光地でありながら、東京とは全く違うゆったりとした時間が流れている 修善寺には文化と歴史が色濃く残っているのだ
修善寺には日本中から修行僧が集まる 弘法大師によって1200年前に建てられた寺があるからだ 伝承によれば、弘法大師が杖で川のなかの石を打つと温泉がわいたという  

静かな温泉街にたたずむ老舗旅館には、古くから多くの観光客が詰めかけている 旅館のもてなしの心を表すのは、常に食事だ
今回は10品のコース料理 どれも地元の季節の食材を使っている この旅館の5マイル以内で採れたものばかりだそうだ 美しい盛り付け この旅館で調理されたもの 昔ながらのものばかりだ 例えば、修善寺の名産の黒米を使った豆腐もそう また、修善寺には柿の木が多い これは干し柿をつかったチーズの料理だ これがまだまだ前菜だからね 修善寺の農産物をたっぷり使った10品の料理が次々に とてもおいしい 友人のジョセフも、まるでベジタリアンのようなこの食事を楽しんだようだ 「グロテスクな貝だけど、この汁がおいしいって彼女が言うから、食べてみようと思うよ けっこう美味しいね 噛みごたえがある サザエがこんな味だとは知らなかった」

わさびは日本料理に欠かせない食材 修善寺のまわりの丘には、ワサビ畑がある 仕事を終えたワサビ畑の主人に話を聞いた
ワサビを生で食べるのは初めてのこと これは彼が引き抜いたばかりのワサビだ プレゼントするから根っこをかじってみろって うわ、新鮮だな これが築地市場で売られるそうだ こんなに香りの豊かなワサビは食べたことがないよ 美味しい
山間の町修善寺では山の恵みに感謝している カニなどのシーフードも豊富だ 何台にもわたってこの土地に住み続ける人がいるのもうなずける 

1910年、夏目漱石が修善寺を訪れた 胃を痛めた彼は医者に温泉地での療養を勧められたのだ 500gもの血を吐くほど深刻な胃潰瘍だったが、3か月修善寺で療養し漱石は健康を取り戻した 近代文学史のなかでも重要な作家であった漱石が健康になって、国じゅうがほっとしたことだろう  

菊屋旅館には漱石がいた当時の話も、創業当時の話も伝わっている 滞在した有名人は漱石だけではないようだ 修善寺にはどこか特別なところがある 天皇から作家までが来たくなるほどの

富士山と夕日を見ていたら、この火山が日本の象徴である意味が分かるような気がした 富士山は21世紀的、近代的な大都市を離れて見に来る気にならせるだけでなく、日本という国がどれほど違った顔を持っているのかを知らしめ、そこに夢中にさせてくれる 富士山の影に隠れた山間の村には、東京とは全く違う時を刻み、特産物を何台にもわたって受け継いでいる人々がいるのだ